塾長・先輩からのアドバイス - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

塾長・先輩からのアドバイス

Advice by Principal and Senior students

勉強のコツ

1勉強の基本

  • 授業をしっかり聞いて、テスト前はきっちりテスト勉強をすること。

これが勉強の基本。高校生は必要な予習・復習は必ず実行すること。定期テストの着実な積み重ねで学力は向上する。この勉強の基本を実行する過程で、覚えるものは覚え、考えることを実践することが、将来の創造性につながる。

2受験勉強について

  • 絶対にこの大学・高校に合格するぞ、という強い情熱が必要。
    合格すれば良いな、では合格しない!

強い情熱、正しい勉強法、地道な努力があれば学力は必ず伸びる。 勉強に対する甘さがあれば結果は出ない。

3これまでの学習塾経験から

  • 将来の自分のために勉強するという自覚が根本的に重要。
  • 英語が、あるレベルに到達すると得点が安定する。英語が得意であれば高校入試・大学入試に強い。
  • 数学は、得意な人でも失敗する場合がある。目標点を取る練習が必要。速くて正確な計算力は絶対条件。
  • 国語の読解力は全ての勉強の基礎である。読解力がなければ、英語の大学入試2次試験は解けない。
  • 苦手科目があると、金沢大学水準以上、高校上位校には届かない。
  • あるテストでの好成績で安心すると、次は痛い目にあう。
  • 設問の指示を守らないミスや数学のケアレスミスはなかなか直らない。
  • 微妙な理解・暗記は入試や模試には通用しない。
  • 「勉強の仕方がわからない」という言葉は勉強をしないための言い訳に過ぎない。

4高校英語について

  • 大学入試時点での英語力マイナスαの力で世の中に出ていくので、 入試時点で然るべきレベルに到達していなければならない。
  • 大学入試という戦いに備えて2つの武器が必要。 それは単語と文法である。
  • 2次試験の記述問題を読み解くために、英語構文を解析する力が必要。(SVOCMを見極める)
  • 共通テストの大量の英文を読むために速読力が必要。
  • 英作文対策として基本英文の暗記と添削練習が必要。
  • 自由英作文対策は添削練習の繰り返し以外にない。
  • 英文構造の解析力は、記述問題読解・速読・英作の基礎である。

5高校数学について

  • 教科書の例題をマスターすることが基本中の基本。
  • 数多くの問題を解いていく過程で、各分野の問題を解くためのテクニック、アプローチを習得する。
  • 共通テストは時間との戦いでもあるので、速くて正確な絶対的な計算力が必要。
  • 2次試験で数学が課される場合は、1、2年の時から難問に挑戦しておくべき。

6中学英語について

  • 教科書各単元の文法を確実にマスターすること。
  • 英作文対策として、教科書基本文だけではなく、本文の大切な表現を覚える。
  • 英文量が多くなった入試対策として速読練習が必要。これは大学入試共通テストにもつながる。
  • リスニング対策としてNHKラジオ講座は非常に効果的。
  • 高校英語のために中学で学ぶ文法は完璧にする。5文型、関係代名詞は特に重要。

7中学数学について

  • 各単元の習得のため教科書・ワークの問題練習が必要。 できれば更に問題練習する。
  • 速くて正確な計算力は絶対条件。
  • 問題練習する時に深く考えることが必要。これは高校数学につながる。
  • 計算のケアレスミス、設問の指示確認ミスには要注意。
  • 高校入試対策として、総合問題で自分の目標点の取り方を練習する。

8読解力について

  • 筆者が伝えたい内容を素直に読み取る。自分の感情は一切加えない。(reading machineになる。)
  • 「素直さ」と「考える力」が必要。
  • 数学は、得意な人でも失敗する場合がある。目標点を取る練習が必要。速くて正確な計算力は絶対条件。
  • 国語の読解力は全ての勉強の基礎である。読解力がなければ、英語の大学入試2次試験は解けない。
  • 小説や随想分では、場面、人物の心情に対する想像力が必要。
  • 新聞の社説、コラム、投書を読むことで読解力を養える。
  • テストでの×、△の原因を分析することで読み取り方の精度を上げる。

オリジナル資料

サミット・ゼミでは生徒の皆さんに勉強のコツやポイントをつかんで頂くためのオリジナルの資料をお渡ししています。

高校生クラス

  1. ① 暗唱用英文集(英作力養成のために覚えるべき150構文、文法・語法の解説付き)
  2. ②「英語の勉強法」
  3. ③「英文速読の方法」
  4. ④「現代文の勉強法」
  5. ⑤「数学の勉強法」
  6. ⑥「大学受験の心構え」(高2夏頃に配布)
  7. ⑦「大学受験合格者アンケート」(合格者の皆さんへのアンケート結果をまとめたもの)
  8. ⑧「冬休みを迎える高2の皆さんへ」(大学受験の基礎作りをするための心構え)
  9. ⑨「大学受験勉強のポイント」(各科目の勉強のボイント、学校の授業・模試の活用法)
  10. ⑩ 「受験勉強を本格化させる皆さんへ」(高3、部活終了後の心構え)
  11. ⑪「マーク模試アドバイス」(共通テスト形式・英語リーディングのアドバイス)
  12. ⑫「リスニング・アドバイス」(共通テスト形式・英語リスニングのアドバイス)
  13. ⑬「大学入試4ヶ月計画表」(11月から3月の後期日程試験までの毎日の計画を書き込める書式)
  14. ⑭「共通テスト最終アドバイスリスト」(共通テスト英語・数学に対するアドバイス)
  15. ⑮「共通テストチェックリスト」(共通テスト当日へ向けての注意事項集)
  16. ⑯「2次試験アドバイスリスト」(2次試験・英語を解く上でのアドバイス)

中学生クラス

  1. ① 公立高校入試についてまとめた資料(平均点・倍率推移、合格基準点など)
  2. ②「中学生の勉強法」(勉強に対する心構え集)
  3. ③ 英語教科書の基本文、本文の重要表現をまとめたプリント(詳細な文法・語法の説明付き、これをマスターすれば中学英語は完璧)
  4. ④「中学生の国語の勉強法について」(論説文・小説の読み方などをまとめたプリント)
  5. ⑤「作文の書き方」(公立高校入試・国語で出題される200字作文の書き方のポイントのまとめ)
  6. ⑥「英語リスニング問題のポイント」(リスニングテストの注意点のまとめ)
  7. ⑦「数学・解法のテクニック集」(数学のテスト対策のまとめ、大きなテスト前に読めば効果大)
  8. ⑧「高校入試4ヶ月計画表」(11月から公立高校入試日までの毎日の計画を書き込める書式)
  9. ⑨『試験に一発合格する人の本番力』の本の要点と大谷追加(入試本番に向けたアドバイス)
  10. ⑩「入試本番を迎えて」(高校入試当日、着席して読む注意事項集)

先輩からのアドバイス

K.Sさん

金沢大学 情報システム工学科 (2008年卒)、 金沢大学工学系大学院 (2010年卒)
現在の仕事
TVS REGZA㈱で民生用テレビのソフトウェア開発に従事。
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
学科専攻の基準は当時、パソコンがどのように動いているのか興味がありパソコンの仕組みを学べる情報工学科を志望しました。現在もプログラミング関連の仕事に就いています。当時では情報工学はまだパソコン(IT)が今よりも普及しておらず、移り変わりの早い分野だから将来どうなるかわからない、とよく言われました。現在でもITの世界は常に最新の技術情報をキャッチアップし続けないといけませんが常に新しいことを学び、経験できるため、当時の選択は間違ってなかったと思っています。新しいことを学ぶことは楽しいです。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
自分の興味のある分野(学科)に進む方が良いと思います。人生のゴールは大学に入学すること、ではないです。大学に入って何を学び、将来どのような仕事につきたいか、イメージできることが大切だと思います。将来の夢を実現できる可能性が少しでも高いところに行けるように努力する、という視点で受験を乗り切るのも一つの戦略かもしれません。何もわからない!という方は人生の選択肢が少しでも多くなる方を選ぶというのを意識できるとベターでしょうか。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
学ぶことは確実に人生の豊かさに繋がります。古文漢文、微分積分勉強して将来何の役に役立つの?と思うこともあると思いますが、大切なのは「学ぶ」という姿勢、そして自分で「考える」という行動です。受験勉強は中学〜高校の数年間。ここでの努力は、40年近い社会人人生を豊かにしてくれるはずです。
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
・英語に対する苦手意識がなくなった(職種にもよりますが仕事でも英語を使わないケースは稀で、ある一定レベルの英語の基礎能力は学生時代に身に着けておけたのがよかった)
・先生の社会人時代の話(日産)を聞けたこと 当時は仕事に対する具体的なイメージは持てなかったが、一流大手の会社で勤務された経験のある先生の話は大変貴重。当時お聞きした、それなりの大学、会社に入ると周りのレベルも高い、という話は今でも覚えており印象に残っています。そして社会人になった今まさに実感しております。

K.Nさん

新潟大学 理学部 (2008年卒)、 新潟大学大学院 (2010年卒)
現在の仕事
教諭(高校)
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
科学に興味があり、理学部物理学科に入学しました。人類がまだ誰も知らない領域に研究によって迫っていくおもしろさ、世界には様々な見え方考え方があることを知ることができる部分は他の学部にはないものだと思います。ただし就職では、良い意味で様々な職種から自由に選べますが、悪い意味では研究室の推薦などはほとんどない学部でした。教員・メーカー・証券会社・お笑い養成所や宣教師まで、卒業後の進路は多様でおもしろい友達がたくさんできました。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
興味があること、続けられそうなことを選んでください。苦がなく続くこと、継続できることは、好き嫌いではなく、才能です。将来なりたい職業がある人は、必要な資格、有利になる学習ができる学部を選びましょう。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
やらされている間は伸びません。必要な勉強を自分で判断してやりましょう。覚悟した人から伸びます。
中高生に対するオススメの本
『理系の文章術』 『今日から役立つ科学ライティング入門』
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
大谷先生との良い出会いによって成長することができました。家族と学校以外で人と新しく知り合う機会は少ない生活でした。大谷先生と出会ってからは、自分が知らない世界に触れ、大きく成長出来たと思います。社会人になってからは、自分で意識して社会に飛び出さないと未知の事柄にであうことは少ないことに気づきました。

M.Sさん

新潟大学 医学部 (2009年卒)
現在の仕事
医師(消化器外科)
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
理系科目が好きだったので、理系学部を考えていましたが、その中で、将来手に職をつけたい(資格をとれる)と思い、医学部を選びました。大学については、あまりこだわりがなく国立の医学部に入ることが目的だったので受験科目を見て選びました。今は地元に帰ってきましたが、大学時代に地元から離れて生活した経験はいろいろな意味でとてもよかったと思っています。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
大学は自分で選んだものを勉強するので、少しでも興味を持てる分野を選んでほしいです。深くも浅くも広くも学べますが、全部自分次第だと思います。また大学に行くと、いろんな人と出会い、新しいことを経験して一気に世界が広がるので、考え方も興味も変わっていくかもしれないですがそうやって自分のしたいことへ進めたらいいと思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
基本的には学校の授業をしっかり聞いて、あやふやなところは先生や友達に聞いてその日のうちに解決しておく、ことがよいと思います。集中できないときは休んだり部活したり遊んだりしてやればいいと思います。続けることが大事なので。
中高生に対するオススメの本
『いちご同盟』 『風が強く吹いている』 『西の魔女が死んだ』 『博士の愛した数式』 『六番目の小夜子』 『アンネの日記』 『三國志』(マンガでもいい)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
・先生から勉強以外のこと(他の職業のことや時事ネタなど)を聞いたり話したりしたこと。 ・少人数で集中して勉強できたこと。

R.Sさん

名古屋大学 工学部 (2009年卒)、 名古屋大学 環境学研究系大学院 (2011年卒)
現在の仕事
システムエンジニア(メーカー向け販売システムの保守、改善を担当)
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
学部、学科は、高校2年の時に行った金沢大学のオープンキャンパスで土木学科見学に行って面白そうだと思い選択しました。結局、専攻と関係ないところに就職しましたが、他のエンジニアが持っていない知識がある(主に統計学)ので大学の勉強も生きています。大学生になったら少し都会で1人暮らししたい気持ちもあったので、県外の大学を志望していました。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
自分が何の仕事をしたいかちゃんと考えて進路を考えましょう。大学名と偏差値だけで選ぶと後悔するかもしれません。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
漫然と勉強するのではなくて、勉強のやり方を自分なりに工夫しましょう。「計画の立て方」「成果の出るやり方」「やる気を持続させる方法」「習慣化させる方法」など。自分にはどういう勉強方法があっているか考えることでより効率的に勉強できると思います。
中高生に対するオススメの本
『サピエンス全史』
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
・英語の構造がより分かるようになりました。学校で教えてもらうより深く理解できました。質問もできるので疑問点も解決できました。
・勉強に対するモチベーションをあげられました。集中して勉強に向かうことができるようになりました。少人数クラスだったので、クラスのメンバーとも切磋琢磨できたと思います。
・計画の立てかたを教えてもらい、勉強の計画を自分で立てられるようになりました。計画の立てかたはその後も役に立っています。

M.Yさん

東京工業大学 工学部 (2014年卒)、 東京工業大学大学院 社会理工学部(2018年中退)
現在の仕事
企画プロデューサー(不動産企画デザイン業・企画部長)
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
建築を学びたいと思っていたので、建築学科のある大学を選びました。結果的にさらに視野が広がるきっかけになるよい選択でしたが、事前のイメージからは予想できないことでした。単にラッキーだっただけかもしれません。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
なぜ大学に行きたいのか(あるいは行きたくないのか)をよく考えてください。そして、親でも教師でもなく、自分の心によく従ってください。「正しい選択」あるいは「賢い選択」なんてありません。だからといって「選びやすい選択」や「選択を先送りにするような選択」もおすすめしません。あることを選ぶということは、あることを選ばないということ。間違っていてもいいから、いま、高校生であるみんなの心が動くもの・真剣になれるものを素直に選びとることをおすすめします。あなただけの興味や関心の組み合わせこそがあなたの個性であり、生きていく上での強さや面白さになります(いざとなれば、皆さんが思っているより簡単に選び直せるものです)。(大学へ進んだ生徒さんへのアドバイス)進路は大学や学部ではなく、好きな教授(研究室)を見つけてください。本や記事をたくさん読んで「この人に会って話してみたい」と思える人を見つけてください。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
勉強は、世界を楽しむためにやるものです。知ること、学ぶことで世界の見方がまるっきり変わる楽しさを味わってほしい。夢中になれること、没頭できることを見つけてください。
中高生に対するオススメの本
『お金の向こうに人がいる』(田内学著)、『13歳からのアート思考』(末永幸歩著)、『生きのびるための事務』(坂口恭平著)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
社会人経験を経た大谷先生の目線で「なぜ勉強が大事なのか」を説いてくださるので、説得力があった。

Y.Oさん

京都大学 文学部(2017年卒)
現在の仕事
IT 業界 インフラエンジニア
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
就職に潰しが効きそうといった理由ではなく,自分が本当に興味のある分野の学部を選びたいと思っていました。そのため,子どもの頃から小説を読むのが好きだったので,文学部を志望しました。大学選びの決め手としては2つの要因がありました。1つは,高校3年生の春に大学見学に行った際に,京都の歴史的な街並みが気に入り,ここに住みたいと思ったことです。もう1つは,同時期に複数の大学の入試問題を解いてみて,京都大学の問題が自分に合っていると感じたことです。京大の入試は,問題数が少なく,じっくり考えて解くスタイルで,何かに深く没頭する姿勢が求められているような気がして,自分好みでした。現在、満足しています。もちろん,大学生になってみると,入学前の予想と違うこともありましたが,「その時に自分の中でできる最善の選択を,自分の意志で行った」ので,後悔するようなことはないです。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
多様な意見や考え方を聞いた上で,最終的には自分自身で決断することが重要です。実際に大学を訪問し,キャンパスの雰囲気や環境に直接触れてみることをお勧めします。1年後に自分がここにいるということを想像した時に,一番自分の心がワクワクするのはどこなのか考えてみると良いです。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
何かに真剣に打ち込める機会があることは,非常に恵まれた状況です。それがスポーツであれ,勉強であれ,あるいは他の分野であれ,そのような環境や機会を大切にすべきです。熱中できるものを見つけ,それに全力を注ぐことは,人生において非常に価値のある経験となります。
中高生に対するオススメの本
特定のオススメ本はありませんが,いろいろな本を読む習慣を身につけることをおすすめします。現代においても,本は新しい考え方や世界観に触れることができる優れた手段です。多様な本を読むことで,自分の視野が広がり,これまでとは異なる視点から物事を見ることができるようになります。そうすることで,自分の感情や思考がどこから来ているかをメタ的に認識できるようになり,自分の中にあった固定観念にも気づきやすくなります。それができていれば,進路や将来について途方に暮れることがあっても,必ず乗り越えることができると思います。
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
サミット・ゼミに通って最も良かったと感じる点は、子供の頃に大谷先生というロールモデルと出会えたことです。子供は身の回りの大人から、ものの考え方や基準、振る舞い方を吸収します。視座の高い人と一緒にいれば、自然とその基準に倣うことができます。このような環境に身を置くことで、自分にとってのこれまでの「当たり前」が、実はまだまだ高められる余地があったのだと気づきます。また、これまで大変だと思っていたことが、高い基準の上ではごく自然なことなのだと知ることができます。このような経験を通じて、例えば学校にいる学年トップの同級生は、生まれたときから秀才なのではなく、単に秀才になる基準の中で生きているのだと理解できるようになります。「この人は自分と違って特別なのだ」と決めつけることは簡単ですが、それは自己保身のための諦めに過ぎません。社会人になった今、振り返ってみると、この経験が自分の成長に大きく寄与したと感じています。
学力向上だけでなく、物事の捉え方や目標に向かう姿勢を学ぶことができたこと、そして何より自分自身の可能性を広げる機会を得られたことに、心から感謝しています。

Y.Mさん

関西外国語大学 外国語学部 英米語学科 (2017年卒)
現在の仕事
前 ANA成田エアポートサービス株式会社 旅客サービス部
ANA国際線担当として、カウンターや搭乗口での 手 荷物受託や座席変更等を行う出発業務、そして、成田から乗り継ぎのお客様対応やペットのケア等まで行う到着業務を主に担っていました。世界中の国籍の方と出会うことができ新鮮でした。また、他部署と連携を取りながら安全に定時に便を出発させることがとても大変でしたが、同時に達成感を日々感じていました!
現 日系航空会社 客室乗務職
客室乗務員として国内線・国際線に乗務します。時には保育士、警察、看護師のような役割を担うこともあり、限られている空間でクルー全員と協力してお客様と飛行機の安全を堅持することに努めています。生活は不規則で体調管理は大変ですが、やり甲斐を感じています。またステイ先では美味しいものを食べるのも小さな楽しみの一つです。
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
幼い頃から客室乗務員になりたいと思っていました。
①全国の大学の中で、客室乗務員の採用人数が関西外国語大学が一位であること。
②母の友人が、関西外国語大学を卒業し、海外のANAのスタッフとして働いていること。
2つの点から、今後挑戦してみたいこと・ずっと夢だったことを全力で叶えにいけるのではないかと思い、ここで4年間頑張りたいと思いました。レベルの高い総合大学に入れていれば、更に広い視野を持って深く学ぶことができたのではないかと思うこともありました。しかし一方で、関西外国語大学では、同じ夢を持った仲間が多く、大学の授業後に航空業界専用の就職活動の為の特別授業があり、皆で切磋琢磨し合いながら就職活動を乗り越えることが出来ました。外大ならではの授業やイベントが多く、本当に外大で良かったと思います。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
社会人になる前の最後の学生生活は本当に大切だと思います。高校生の頃から将来進みたい分野やなりたい職業が決まっている方も、決まっておらず自分の今後が明確に描けていない方も、ここでなら学生生活を精一杯頑張れるな!と思える大学に出会えたらいいですね。同じ学部や学科でも色んな大学を比べてみたり、可能な限り大学見学に行き話を聞いたり実際に学生を見ることで、挑戦したい大学が見つかりやすいかなと思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
私は中学生の時に大谷先生の塾に入りました。テスト前に先生と目標点数を決めていた際、今まで取ったことが無い目標を先生から言われ「そんなの無理」と即答しました。すると先生から「頑張ってもないのに諦めるな。自分で限界を作るな」とお言葉をいただきました。それから猛勉強し、目標点数を達成することができました。学生時代では、友人や両親に「あなたにCAは無理だ、なれるわけない」と言われていました。そう言われた事が悔しく、また先生からいただいた言葉を大切にしており、絶対なってみせる!CAになっている自分を見てみたい! と思い続け、社会人になった後も採用が出る度に受け続け、ようやく夢を叶えることができました。綺麗事かと思われるかもしれませんが、最初から目標や夢を叶えられない時があると思います。ですが、強い思いを持ち続け努力を続けていると報われることもあると身を以って実感しています。高校・大学受験の勉強でも、焦ったり落ち込んだりすることもあるかと思います。ですが、まわりと比べず、自分のペースで、自分の方法で継続することが大切ではないかと思います。人生は有限です。ぜひ、後悔なく自分のベストを尽くしてください!
中高生に対するオススメの本
『現在窮乏 将来有望』という書籍です。タイトルの言葉は、現在のANAの初代社長 美土路晶一氏が大切にしていた言葉です。小さな会社からANAを作るまでの当時の社長を始め少ない社員の苦労や葛藤が描かれています。辛いことや諦めそうになることを経験しながらも、一生懸命できることをがむしゃらになって続ける大切さをこの書籍から学びました。これは会社を作るお話ですが、登場人物の物事に対する姿勢は大学受験にも精通しているのではないかと思います。本屋には置いてないことが多く取り寄せになりますが、ぜひお時間がある際に読んでみてください。

N.Iさん

富山大学 人間発達科学部 人間環境システム学科 (2018年卒)
現在の仕事
建設業 人事(主に採用担当)
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
高校生の頃は将来の夢がなく、とりあえず地元の金沢大学を目指していました。センター試験(現在の大学入学共通テスト)の結果、金沢大学は難しく、富山大学を受けることになりました。高校の先生から「人間発達科学部という教育学部があり、先生以外にも地方公務員になる人もいるし、各科目の色んな勉強ができて楽しそうだよ」と教えてもらい、教育学部を受け、入学しました。教員になるつもりは微塵もありませんでしたが、この選択が私を良い方向に変えたと思っています。元々人前で話すことは苦手で、できるだけ目立ちたくない性格です。しかし、教育実習で「人前で話す力」「相手の立場に立ち、わかりやすく伝える力」「相手のことを考えて行動する力」が身に付き、プライベートでも仕事でもとても役に立っています。先生にはなりませんでしたが、教育学部へ入れてよかったと心から思っています。人生をやり直せるとしても、教育学部に入りたいです。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
自分の進みたい道に進むのが1番です。ですが、周りの意見に一度耳を傾けるのも良いと思います。自分・家族以外で、冷静に自分を見てくれそうな相手からの意見は、本質を突いていることがあると思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
何でもいいので、勉強する理由・目的を明確にすると勉強しやすくなると思います。勉強があまり好きじゃない人は、ゴールを決めて、カレンダーにこの日は何をするか具体的に書いておくと、計画的に勉強できます。
中高生に対するオススメの本
『容疑者Xの献身』(東野圭吾著) 『春期限定いちごタルト事件』(米澤穂信著) 『何者』(朝井リョウ著)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
サミット・ゼミに通ったおかげで「一つ一つ丁寧に理解しようとする力」がついたと思います。高校生の頃、長文読解の時に「なんとなく」読むのではなく、英文構造をきちんと理解して読むことを徹底するようになりました。その後も大学や社会に出てから新しいことを学ぶ時は「なんとなく」ではなく「一つ一つ丁寧に」理解しようとする癖がついたと思います。しっかりと理解できていれば、自信をもって仕事できますし、誰かから質問された時も答えることができます。なんとなくの理解ではできません。

N.Tさん

東北大学 農学部 (2019年卒)、 東北大学 農学研究科大学院 (2021年卒)
現在の仕事
宮城県職員(水産試験場)
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
大学を選ぶ上での1番の要素は難易度で、自分の実力が及ぶ範囲でなるべく高いところを目指したいと思っていました。その上で、幼い頃から海に興味があり、将来的には海に関わる仕事をしたいと思っていたので、水産系の専攻のある東北大学農学部を選びました。結果的に今まさに水産試験場での仕事に携わることが出来ているので、選択は大正解だったと思っています。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
私のように将来目指したい具体的な方向性が決まっていれば大学選びも難しくないかもしれませんが、将来何がしたいなど全く決まっていない人がほとんどなのではないかと思います。そのような場合は、やはり月並みですが出来るだけ難易度の高い大学を目指すと、レベルの高い講義を受けられ、就職にも役立つので良いかと思います。学部は就職を考えて選ぶのも良いですが、折角学ぶことに専念できる機会なので、少しでも興味のある学部を選ぶのも一つかと思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
人にアドバイスできるほど熱心に勉強した方ではないのですが、一番は習慣化することかと思います。毎日少しずつ、簡単な課題でも決まった時間勉強することに慣れれば、勉強時間が長く、課題が難しくなっても、何となくこなしていけるようになります。また、やる気が出ない人は勉強熱心な人たちの中に身を置くと、周りに釣られるように勉強に向き合えるようになるかもしれません(私の場合はそうでした)。そう言う意味では定期的に熱心な学生と一緒に勉強できるサミット・ゼミの環境には非常に救われたと思っています。
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
サミット・ゼミで学んだこと全てが社会人になった今直接役立っているわけではありませんが、高い意識を持って勉強する集団の中で集中力を培い、その後の大学時代から社会人時代にも発揮出来るようになったのは良かったと思っています。

N.Tさん

東京理科大学 基礎工学部 (2019年卒)、 東京理科大学大学院 材料工学専攻 (2021年卒)
現在の仕事
非鉄金属業界で生産技術に関する業務(操業管理、生産コスト削減、生産能力向上)を担当しています。仕事では高校化学で学んだ化学・物理の知識をフル活用しています。
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
素材、材料の知識はどんな業界でも必要とされると考えたため、材料工学を学べる大学を志望しました。国立大学には不合格となり私立大学に進学しましたが、大学では興味のある勉強や研究に打ち込めたので、私立大学への進学について全く後悔はありません。また、材料工学を専攻したことについても受験時は打算的な側面がありましたが、結果的には自分の興味とマッチしており良い選択だったと思っています。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
最低4年間、修士の場合は6年間勉強することになるので、なんとなくで選ぶとモチベーションが維持できません。勉強したいことや将来就きたい仕事をもとに、HPやパンフレット、オープンキャンパス等でイメージをすり合わせることが大切だと思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
社会人になっても業務や資格の勉強を続けていますが、人に目標を宣言することと勉強したノートを残しておくことでモチベーションを高く維持しています。できるだけカッコ悪い姿を見せたくない人に目標を宣言することをおすすめします。また、勉強を始めたばかりは思うように結果は出ませんが、そんなときに勉強してきたノートを見返すと少し自信が湧いてきます。ノートはキレイに書くことは意識せず、下敷き無しでボールペンを使うことで、集中して効率的に勉強できると思います。
中高生に対するオススメの本
『元素のふるさと図鑑』 普段あまり意識することのない金属について、元素ごとに鉱山から利用までの流れが簡単にまとめられています。産業や生活を支えるレアメタルやレアアース等の鉱物資源を取り巻く現状および課題を知るきっかけになると思います。日本および世界の今後を左右するのは間違いなく鉱物資源です。
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
中高生であっても一人の人間として時には厳しく接してくれたり、ビジネスマンとして大切になることを教えてくれたり、勉強以外にも学ぶことが多かった点です。

J.Nさん

金沢大学 人間社会学域 国際学類(2020年卒)
現在の仕事
デジタルマーケティング企業にて、社長室兼営業職
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
海外留学の機会が多い環境を求めて金沢大学国際学類を選択しました。私の中で人生最高の選択でした! 受験大学を決めた時、C判定だった私を諦めずに肩を並べ全力で支援してくださった大谷先生に心から感謝しています。大谷先生無しでは私の人生は変わっていたと強く思います。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
偏差値や他人からの評価ではなく、自分がなりたい未来を創れる大学を選択してください。また、大学・学部選びを他人の所為にしないこと。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
自分のために勉強をしてください。自分はどんな人になりたいのか?どんな将来を創りたいのか?を徹底的に考え、親・先生・他人のためではなく自分のために勉強すると誓ってください。私はずっと母のために勉強するという意識でいたのを変えてから、みるみる成果が出始めました。
中高生に対するオススメの本
『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎文庫.渡辺和子著) 『僕が考える投資について』(祥伝社.松浦弥太郎著)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
・私が中学生であっても「決して子どもとしてでは無く、一人の人間として向き合っている」と常々言っていただいていたこと
・私が志望校合格の夢を叶えるために、大谷先生は中途半端な支援ではなく全身全霊で支援してくださっていると常々感じていたこと この経験から、自分で決めた目標に向かって何がなんでもやり遂げる覚悟を学びました。覚悟、社会人の今、めちゃめちゃ問われています!

R.Fさん

早稲田大学 法学部(2020年卒)
現在の仕事
現在の仕事は素材メーカーの国内・海外営業です。スマートフォンや通信インフラ等の電子材料に使用される素材を取り扱っています。
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
県外の国立大学を第一希望に、滑り止めとして複数の私立大学を受験しました。特に大学で学びたい学問について深く考えられていなかったため、自分の学力から選ぶことができる偏差値の高い大学を目指しました。法学部を選んだ理由は、民間企業から公務員、弁護士まで、将来の選択肢を幅広く持つことができると考えたためです。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
自分の将来像をイメージするのは難しいと思いますが、自分が少しでも興味を持てる学部や職業について考えた上で、大学や学部選びをしてほしいです。自分はどういうことが好きで、興味があるのか、学生時代にたくさん考えてください。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
勉強はいかに継続してコツコツと積み上げるかが重要です。また、時には勉強する意味について疑問に思うこともあるかもしれませんが、中高時代に勉強して獲得した思考力や知識は大人になってからの大切な土台となります。必ず将来の糧となるのでがんばってください。
中高生に対するオススメの本
『竜馬がゆく』(司馬遼太郎著)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
・何といっても質の高い授業。特に英語に関しては中学・高校通して得意科目となった。一つの英単語帳を何度も読み込むルーティーンがあったおかげで社会人になった今でも英単語がある程度定着している。
・少人数制のため先生が一人一人に誰よりも熱心に向き合い、進路を含めたあらゆる悩みに相談に乗ってくださる。私は授業の終了後に質問があった時は少し居残りをしていたが、嫌な顔一つせず対応してくださった。
・社会人経験が豊富な先生による授業の合間の小話が面白かった。学生では普段なかなか聞けないような話で、視野が広がるような話を色々と聞くことができた。 
・高校卒業後も気にかけてくださり、社会人になった今ではお酒を交わすことができるようになった。塾の先生でこれほど親身になってくれる先生はどこにもいないと思う。

S.Sさん

立命館大学 経済学部 (2020年卒)
現在の仕事
メーカー商社 SCM(サプライチェーン・マネジメント、供給連鎖管理)業務
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
絶対条件として県外で一人暮らしができる大学を考えていました。元々は理系だったため国公立は理系学部を受験していましたが、足止めとして受けた私立は学費の関係で文系を受験、卒業後の幅が広そうという理由で経済学部を選択しました。立命館大学は全国から多くの学生が来ており色々な考え方を持っていて刺激になりました。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
入学して違うと感じれば学部変更ができますし、そもそも高校までとは違い大学は自分で学びたいことを決めるところなので違うなと感じたら最低限単位を取得して興味あることを自分で勉強するのもありだと思います。なのでまずは自分が興味のある学部を選択するのがいいと思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
やることをしっかりやっていればいずれ成績が付いてくるので、周りと比較する必要は無いと思います。私は高校のクラスメイトが優秀すぎて出来ない自分が恥ずかしく率直に話をすることができていませんでした。自分より勉強ができる人がいれば利用してやるくらいのマインドでいいと思います。
中高生に対するオススメの本
『心を整える』(長谷部誠著)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
良かった点は多角的に考える癖が付いたことです。大人になるほど答えのない問題が出てきて、解決策を導き出すときに偏った視点だと手詰まりになりやすいので社会人になっても役立っています。

T.Mさん

大阪大学 外国語学部 (2022年卒)
現在の仕事
東芝・半導体部門(調達部) 国内外の半導体部品メーカーから、安い・早い・高品質な部品を交渉・購入し仕入れる仕事です。
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
漠然と、都会で生活したいという気持ちがありました。幼少期に海外に住んでいた経験から留学にも興味があったため、そのチャンスが大きそうな大阪大学・外国語学部を選択しました。授業で学んだこと、留学経験等、今の自分に活きていることはたくさんありますが、最も財産になったのは、大学で出会った学部の友人です。5年間を共に過ごし、日本各地に散らばった今でもお酒を飲みに行ったり、旅行に行ったり、交流を持っています。学部の性質上、海外志向が強く、自分と気の合う友人が多くできたのだと思います。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
自分の興味ある分野であること。入試方式・科目が自分の得意科目(苦手科目)と相性がいいこと。この2点が重なると良いと思います。ただ自分が何に興味を持っているのか、よく分からない方も多いと思います。大学・学部のホームページやシラバスを見るのもいいですが、時間が許すのであれば1年生のうちから興味のある大学に足を運んでみてください。実際に自分の目で見て、耳で聞いて、人に質問して、色々な情報を集めてみてください。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
勉強が常に楽しいと思える中高生は中々いないと思います(私もそうでした)。ほんの少しでもいいので、勉強に関するポジティブな瞬間を見つけてください。小テストで満点を取れて嬉しい、模試で順位が上がって嬉しい、誰かに勉強を教えて感謝されるのが嬉しい。何でもいいと思うので、どんな瞬間に自分が嬉しくなるのかを見つけてください。何が勉強のきっかけになるか、ヒントになると思います。
中高生に対するオススメの本
『手紙屋 〜蛍雪編〜』(喜多川泰著) 何のために勉強するのか、勉強する意味が分からない中高生に読んで欲しい一冊です。
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
【定期テスト対策】英語の教科書の読み合わせ(教科書の内容を完全に理解することが高得点獲得の絶対条件だと思っています) 【受験対策】模試返却後の面談(どう勉強すればいいか、何を勉強すればいいか、整理できる時間になっていたと思います) 【少人数授業の性質】少人数授業という性質上、一人一人にフォーカスされやすいのが良かったです。

O.Hさん

上智大学 理工学部機械工学科 (2022年卒)、 東京大学 先端エネルギー工学専攻 (2024年卒)
現在の仕事
IT業界、ネットワークエンジニア
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
数学、物理が得意だったためその2科目を活かせることが出来そうな学科の選択を行った。数学により特化した学科で数学の勉強を追求するのも面白かったかと思う。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
大学の偏差値や学部での授業内容が気になるとは思うが、立地や就職に強い大学という観点で大学選びをするのも重要だと思う。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
部活やその他との両立で大変なことも多いと思うが、自分が目指す場所に将来いる姿を想像して勉強するとモチベーションが上がると思う。
中高生に対するオススメの本
『なぜか、いつも遅刻してしまう人、しない人』(ゆうき ゆう著)
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
勉強だけでなく社会人として大切にすべきことを多く学ばせてもらい、現在社会人として働く上での糧となっている。

Y.Mさん

立教大学 文学部(2023年卒)
現在の仕事
IT業界・エンジニア
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
東京に出たかったこと(地元を離れて都会で生活してみたかった)、宗教か哲学を勉強したかったことを踏まえて、東京にある大学の、文学部哲学科や宗教学科を中心に受験しました。
(良かったこと)  自分の希望はかなった。東京の大学で宗教と哲学が合わさった学問を勉強できたし、それ自体にすごく満足している。
(思っていたのと違ったこと)  入学してから、東京の私立を受験する人たちは、早々に3教科に絞り、国立向けの勉強をそもそもしていないと分かった。伴って受験する人の数も多く、倍率が国立とは比にならない。国立を目指し5教科7科目勉強していたものを投げうって私立に専願したことが、受験のやり方として、正しかったのかは分からない。(もったいなかったような気も今は少しだけする)
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
自分の経験としては、大学受験の最後まで、本当の意味で行きたい大学を見つけることが出来なかった。将来、本当にこれがやりたいという熱意が持てるものが見つかって、それを叶えるためにこの大学へ行く、という選択が出来れば一番良いと思うが、そんなもの見つかっている人のほうが少数だと思う。高校時代もかなり真剣に考えた、が、そのときも、なんなら今でも見つかっていない。だから、月並みだけど、せめて自分の興味が持てる学部に進むのが良いと思う。就活のタイミングで多くの選択肢が取れるのが、良くも悪くもある新卒一括採用のメリットだと思う。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
本当に後悔しているのは、中学時代の成功体験である、授業なんて聞かなくても、自分で勉強すれば巻き返せる、という経験則にすがって、高校時代もやってしまったこと。かなり序盤でこれでは高校ではダメだって頭では分かってはいたけど、それを認めることが怖くて本気を出さない(ということにする)という、負のループに入っていた。無駄なプライドを捨てて、もっと授業をちゃんと聞いて、分からないところは授業内外で処理すれば良かった。
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
中学・高校2年生から~と在籍していました。先生は生徒たちに対して、受験結果以上に、人間的な成長を期待してくれているのだなと(勝手ながら)思っています。特に中学時代、サミット・ゼミで口酸っぱく言われたのは、「自分の頭で考える」ということです。宿題の数学プリントを幾週に渡って答えを教えてもらえず、答えを聞くと、「頭から血が出るほど考えたか?」と聞かれたことを覚えています。もちろん、その能力は受験問題を解くうえでも必要な能力だと思いますが、大谷先生はそれによって得られる、自律的な思考力を身に付けてほしかったのだと思っています。また卒業後でもお声がけいただき、定期的に自分の近況を聞いてくださいます。高校受験・大学受験という枠を超えた「先生」として、今でもお話させてもらえるのは、とても嬉しいことです。総じて、「受験」というものを超えた経験をサミット・ゼミではさせていただいていると思います。通って良かったです。

S.Kさん

金沢大学 法学類 (2024年卒)
現在の仕事
ゼネコン、事務職
どのように考えて大学・学部を選びましたか。その選択について、今どのように思っていますか。
大学:「地元国立であること」「他の大学に通っている自分が想像できなかったこと」という、今振り返るととてもシンプルな理由で選択しました。地元での生活ということもあり、心にゆとりを持ちながら、勉強、サークル、バイト、家族・友人との時間など、とても充実した日々を過ごすことができたので、穏やかな環境が好きな私にはぴったりの大学でした。
学部:大学を選ぶ時点で特に学部に強いこだわりはありませんでしたが、社会のルールである法律を学べば、世の中の大枠を掴めるのではないかと考え選択しました。法律と聞くと取っ付きにくそうなイメージを持たれるかもしれませんが、私たちが社会の中で生きていく上で切っても切り離せないものであることを考えると、1番身近な学問かもしれません。法律の知識はもちろん、以前に比べて論理的に考える力も身につけることができたので、この選択は正解だったと思います。
自分の経験を踏まえての高校生に対する大学・学部選びのアドバイス
大学選択の時点で強い志望校、学部があることは素晴らしいことですが、必ずしも必要なわけではないと考えています。大学はやりたいことをする場というよりも、やりたいことを見つける場と捉えて選ぶと肩の力が抜けるかもしれません。ただ、一度目標を設定した場合は、最終決定がどうであれ、気持ちだけは最後まで切らさないことも大切だと思います。
高校生・中学生に対する勉強への向き合い方に関するアドバイス
先のことを想像して不安になるのではなく、目の前のやるべき課題をひたすら黙々とこなしていくことが1番だと思います。また、言葉にして初めて気づく思いもあると思うので、モヤモヤが溜まったときは1人で抱え込まずに、先生や家族、友達にたくさん話して発散してください。どのような結果になっても、身につけてきた知識や精神力が消えてなくなるわけではないので、気負いすぎずに頑張ってください!
社会人になった今、サミット・ゼミに通って良かったと思う点
塾を卒業してからも大谷先生が常に気にかけてくださるところが魅力です。今現在上京してからも、社会人としての心構えやプライベートなことまで相談に乗っていただいています。また、経験豊富な卒業生の方々もたくさんおり、先生が先輩方とのパイプを繋げてくださるのでとても心強いです。