1次関数・解法パターン - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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1次関数・解法パターン

中3クラスの夏期講習は順調に進んでいます。3週間前の本欄でご紹介した通り、数学は方程式応用問題、1次関数と三角形の合同の証明の3つに特化して問題プリントを何枚もこなしてきました。1次関数の問題を解き終わった時には、解法パターンをホワイトボードに書いて説明し、生徒の皆さんにはノートに書き写してもらいました。

1次関数は3つの分野の中では最も配点が大きいので、特に重要な分野です。様々な問題がありますが、幾つかの解法パターンがあります。授業では6つの解法パターンを説明しました。プリントにあった問題を使って説明したのでパターンをしっかり理解してくれたと思います。ある問題では、6つのパターンの内の2つのパターンを使って解きました。目の付け所を説明した上で解く手順を説明しました。

このような教え方の背景には私自身の経験があります。高校時代に「解法のテクニック」(矢野健太郎著)という参考書を使っていました。数学が好きな高校生に人気があった参考書です。因みに、私は、数学が好きで理数科に入りました。(高3になる時に転校して文系に替わりました。) その本を勉強して様々な解法パターンを身に付けました。私にとって忘れられない参考書です。

数学の問題を解く際の目の付け所のパターンを数多く習得するという勉強の仕方は高校の数学につながります。生徒の皆さんが高校に進み、チャート式やフォーカスゴールドのような参考書を使って勉強する時に、中3の夏期講習で1次関数の解法パターンをノートに書いたなぁ~と思い出すのではないかと思います。

夏期講習の数学は宿題形式で問題練習を行ったので非常に順調に進行しました。夏期講習終盤の50分総合問題練習の回数を予定より増やせそうです。総合問題練習の回数を増やせば、生徒の皆さんの経験値が上がります。経験値が上がればテストで失敗する確率が小さくなります。3回の予定を4回に増やして模試過去問に挑戦した上で、今月末の模試、学校の実力テストに臨みます。