塾長からの一言 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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塾長からの一言

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良い刺激

先日、泉丘高校に通う高1クラスのA君からLINEがありました。学校で東大の教授の話を聞いてモチベーションが上がったそうです。高い目標を持って頑張りたいという内容でした。礼儀正しくとても真面目なA君ですが、中3時代の彼からはファイトあふれる言葉はあまり聞かなかったので、そのLINEには驚きました。良い刺激を受けたようです。

普段の学校の授業とは異なる状況で進路に関する話を聞くことは重要です。大学教授や企業の第一線で活躍している人の話はとても興味深いと思います。また、高校の先輩の話は非常に参考になるでしょう。インターネットでいろいろ調べられるとは言っても、進路に関する話を直接聞くことは貴重な機会です。

ビジネス経験が長い私は、生徒の皆さんと話す時はモチベーションを上げるために具体的な話をするようにしています。何故勉強することが必要かを具体的に話せば理解してくれるものです。なお、昨年10月に公開したホームページには「先輩からのアドバイス」のページがあります。社会人になった17人の教え子の皆さんが、進路や勉強への取り組み方についてアドバイスを述べてくれています。是非参考にして下さい。

高1クラス開講 in 2025

高1クラスが予定通り5/6(火)に開講しました。サミット・ゼミの高1クラスは4月開講ではありません。高1の皆さんがある程度高校に慣れてからの方が良いだろうという思いと高校での学習があまり進んでいないということで、毎年5月に開講しています。

今年度の高1クラスは従来より授業時間を伸ばしました。昨年度までの授業時間は2時間でしたが、今年度からは2時間15分です。伸ばした理由は数学です。従来の高1クラスの授業内容は英語でしたが、昨年度の高1クラスで数学の内容を盛り込んだところ大きな成果が得られました。全国模試での数学の成績が確実に上がりました。それを受けて、今年度の高1クラスでは正式に数学も盛り込むことにしました。

最初の授業では、高校での勉強に対する取り組み方、そして英語と数学の勉強法について話しました。大学受験の仕組みについても説明しました。今週の高1クラスでは英語の勉強法についてプリントで確認しました。英語だけではなく数学、国語の勉強法についてもプリントにまとめていますので、今後配布する予定です。プリントで述べた勉強法を実行すれば確実に実力が伸びるはずです。

高1クラスは現在3名の在籍です。高校によって数学の授業の進行が異なるので、ゼミでの数学の授業にはやりづらい面がありますが、工夫しながら進めていくつもりです。7月初旬に全国模試がありますから、英語、数学とも成果が出るように効果的な授業をしていくつもりです。

乾杯の音頭

今週日曜日(5/11)、東京の代官山で行われた教え子Y君の結婚披露宴に出席してきました。昨年10月に東京で彼と飲んだ時に招待されました。様々な形式の結婚披露宴がありますが、Y君の結婚披露宴は、私以外のゲストが新郎新婦の友人だけという若々しいコンパクトなものでした。恩師として招待されたのは嬉しい限りです。招待客のメンバー構成の関係で、乾杯の音頭を依頼されました。乾杯の音頭の際の簡単なスピーチは場を盛り上げる内容になるよう工夫しました。

Y君は中3から高3まで通ってくれ、2013年春に京都大学文学部に合格しました。彼が大学3年生の時、就職活動する姿を想像できなかったので連絡しました。案の定、進路で迷っていました。いろいろあった後、今は東京の有名企業に勤務し、ITエンジニアとして活躍しています。彼が二十歳になった時と大学を卒業した時に、自筆の手紙を書いてくれました。そういう特別な教え子です。

結婚披露宴は昼だったので、夜は大学2年生のH君と会食しました。新宿の紀伊國屋書店前で待ち合せました。H君は少し早く行きその大きな本屋さんの中を回ったそうです。会食中、「先生、この本を買ったんですよ。」とバッグからある本を取り出しました。それは、私がその日の朝、新聞の本の広告欄でチェックしていた本でした。その偶然にビックリしました。

教え子の皆さんとの交流は私の財産です。彼ら彼女らの人生を応援したいと思っています。そのために社会へのアンテナを高くし、自分の人格を磨き続けるつもりです。

公立高校入試平均点 in 2025

今年3月11, 12日に実施された公立高校入試の平均点が分かりました。(石川県教育委員会HPより) 英語51.6点(昨年48.0点)、数学46.9点(51.1点)、国語54.7点(67.2点)、理科47.4点(52.0点)、社会46.3点(41.1点)、5教科合計247点(259点)でした。石川県の入試は難しいと言われていますが、今年も難しい入試でした。5年前の228点の後、254点、235点、247点、259点、そして今年の247点と推移してきました。

当ゼミでは4名が受験しました。4名の平均は英語83.3点、数学71.0点でした。中3クラスの英語の授業では定期テスト対策と高校受験対策を組み合わせています。定期テスト対策では教科書の試験範囲を復習し、高校受験対策では文法を徹底した上で速読練習を実施しています。今年の入試でもこの受験対策の成果が発揮されたと考えています。意識的に速読練習をしていることはサミット・ゼミの特長の一つです。

数学は予想通り、平均点が50点を大きく割り込みました。実際に解いてみて、大問2確率の問題が難しく、この問題をパスして次の問題に進めるか否かが大きなポイントだと思っていましたが、4名とも本番で実行してくれました。ここでも練習の成果が出たと思います。相似を使う難問を解いた生徒さんがいました。2月の総合問題練習の解説の時に、私が難問では相似が使えないか検討しようと話したのを思い出したそうです。これは嬉しい報告でした。

3月の入試結果の分析は今後の中学クラスに生かします。理科・社会の難しさが気になるので、生徒の皆さんの成績を踏まえて対策を講じる必要があると考えています。ポイントは記述式問題への対応です。

教え子との写真

先週東京へ行き、社会人6年目になる教え子2人と飲みました。中学、高校と4, 5年間一緒に勉強し、大学進学後も時々会っていた教え子です。5年間の会社経験があれば、自分が属する組織だけではなく会社全体についても視野が広がるものです。私との会話も、先生と教え子というより社会人対社会人というレベルになってきました。教え子が成長する姿を見守るのは嬉しいものです。

塾の教室で一緒だった仲間の話になり、海外で働いている2人に連絡することになりました。店員さんに写真を撮ってもらって、LINEで送りました。写真を送った2人からは直ぐに返信がありました。

翌日、一緒に飲んだ1人から写真を自分にも送って下さいという連絡があり、2人に送りました。その際、写真に写った自分の表情に驚きました。実に穏やかな良い笑顔なのです。自分で言うのも変ですが、充実感が漂う良い表情です。社会人として成長している教え子たちと内容のある話ができた満足感からその表情が生まれたのでしょう。

大学を卒業する時には、自分が学習塾をするとは思ってもいませんでした。長い回り道をして学習塾を始めました。しっかり中高生の皆さんをサポートするために1クラス6名までの少人数制にしました。中高生の皆さんとの出会いは奇跡のようなものであり、彼ら彼女らとの関係が上述のように続くのは本当にありがたいと思います。これからも謙虚さと自分自身の勉強を忘れることなく頑張るつもりです。