塾長からの一言
Principal's blog
News
2025年4月24日
私は日本経済新聞と北國新聞を購読しています。両紙で毎日必ずチェックする欄がいくつかあります。日本経済新聞で毎日チェックする欄の一つが3面下の本の宣伝コーナーです。かなり大きな広告なので自然に目に入るという感じです。気になる本は書店でチェックして、直ぐに購入することもあります。
今月初めの4/5(土)には幻冬舎新書の新刊「数学の言葉で世界を見たら」(大栗博司著)が宣伝されていました。「数学がわかれば「自分の頭で考える力」「物事の本質を捉える力」「新しい価値を創造する力」が身につく!」というコピーが目に飛び込みました。
「自分の頭で考える力」についてはよく言われています。私は二つ目の「物事の本質を捉える力」が目に入った時に「確かにそうだよね。」と思いました。難しい問題に取り組む時に、どの解法アプローチで臨むのかを考えます。たくさん問題を解くことによって、早く的確に解法アプローチに至るようになります。これが「物事の本質を捉える力」を養成するのだと思います。
三つ目の「新しい価値を創造する力」についてはよく分からなかったので調べてみました。あるサイトで、異なる分野の知識を結びつけ新しい解決策を見いだすような創造的な活動において、数学的思考が重要な役割を果たすという説明がありました。数学的な概念を理解し、それらを自由に操作できる能力は、新しいアイデアを生み出す際の強力な武器になるそうです。正にAI時代の人間に必要とされる力です。数学の役割、効能はもの凄く大きいようです。
今月初めの4/5(土)には幻冬舎新書の新刊「数学の言葉で世界を見たら」(大栗博司著)が宣伝されていました。「数学がわかれば「自分の頭で考える力」「物事の本質を捉える力」「新しい価値を創造する力」が身につく!」というコピーが目に飛び込みました。
「自分の頭で考える力」についてはよく言われています。私は二つ目の「物事の本質を捉える力」が目に入った時に「確かにそうだよね。」と思いました。難しい問題に取り組む時に、どの解法アプローチで臨むのかを考えます。たくさん問題を解くことによって、早く的確に解法アプローチに至るようになります。これが「物事の本質を捉える力」を養成するのだと思います。
三つ目の「新しい価値を創造する力」についてはよく分からなかったので調べてみました。あるサイトで、異なる分野の知識を結びつけ新しい解決策を見いだすような創造的な活動において、数学的思考が重要な役割を果たすという説明がありました。数学的な概念を理解し、それらを自由に操作できる能力は、新しいアイデアを生み出す際の強力な武器になるそうです。正にAI時代の人間に必要とされる力です。数学の役割、効能はもの凄く大きいようです。
2025年4月17日
今週日曜日(4/13)、ある教え子から突然のLINEが入りました。隣県の大学に進み就職活動中のA君です。大学合格時にお祝いのランチをしました。その後、その隣県で一度会ったことがあります。今年1月に就活の激励でLINEしていました。突然の連絡の理由は、翌日に第一志望の会社の面接があり、私に聞いてみたいことがあったからでした。私から見た長所や短所などの人間性についての質問でした。
中3から高3までの4年間一緒に勉強しましたから、様々な思い出があります。私が受けた印象を正直に伝えました。私の返信の内容は、A君自身が認識している特徴とよく似ていたそうです。面接で人間性について聞かれたら参考にするとのことでした。面接でのちょっとしたアドバイスもしました。
時々就職に関する相談があります。内定をもらった会社に対する感想を聞かれることもしばしばです。自分自身のビジネスマン経験があり、学習塾を始めても経済に対するアンテナは高くしていますから、ほとんどの質問に答えることができます。高校は理数科に入学して、高3の時に文系志望に変わったという経験は結果的に自分の視野を広げてくれました。
このような質問や相談を受けることは非常に嬉しいです。教え子の皆さんとのつながりを実感できるからです。日曜日のLINEのやり取りの中で土曜日にA君と飲みに行くことになりました。どんな話になるのかとても楽しみです。
中3から高3までの4年間一緒に勉強しましたから、様々な思い出があります。私が受けた印象を正直に伝えました。私の返信の内容は、A君自身が認識している特徴とよく似ていたそうです。面接で人間性について聞かれたら参考にするとのことでした。面接でのちょっとしたアドバイスもしました。
時々就職に関する相談があります。内定をもらった会社に対する感想を聞かれることもしばしばです。自分自身のビジネスマン経験があり、学習塾を始めても経済に対するアンテナは高くしていますから、ほとんどの質問に答えることができます。高校は理数科に入学して、高3の時に文系志望に変わったという経験は結果的に自分の視野を広げてくれました。
このような質問や相談を受けることは非常に嬉しいです。教え子の皆さんとのつながりを実感できるからです。日曜日のLINEのやり取りの中で土曜日にA君と飲みに行くことになりました。どんな話になるのかとても楽しみです。
2025年4月10日
今週月曜日(4/7)は金沢市内の中学、火曜日(4/8)は多くの高校で入学式がありました。満開の桜が門出を祝ってくれました。金沢では3/29(土)にソメイヨシノの開花が宣言されました。その後肌寒い、いわゆる花冷えの日が続いたので満開が遅れて、入学式が鮮やかに彩られました。満開の桜の下での入学式は日本の春の風物詩です。
私は天気が許せば一日おきにジョギングしています。犀川河川敷を5kmほど走ります。桜の時期はジョギングがとても楽しいです。蕾の中からピンク色が見えてくると桜の木全体が淡いピンク色に染まってきます。このピンクの色彩が強まってくると少しずつ花が開いてきます。桜並木の中には早く花を咲かせる木もあります。慌て者の木を見つけるのも楽しみです。桜の木の個性を感じます。
新入生の皆さんには早く新しい生活リズムに慣れて欲しいです。勉強、部活、遊びを上手くバランスさせるのはなかなか難しいです。それぞれのオン・オフの切り替えがポイントです。勉強面では授業をしっかり聞き、テスト勉強をきっちりすることが基本です。中高での勉強は教科書のない社会で活躍するための基盤作りです。
私は単に高校入試、大学入試を目指して勉強を教えているわけではありません。近い将来、中高生の皆さんが世の中に出ていくことを考慮しています。AIの進化、世界経済やビジネス社会の動きをしっかりウォッチして、彼らのモチベーションを高める工夫をしながら将来活躍できる人材を育てたいと考えています。
私は天気が許せば一日おきにジョギングしています。犀川河川敷を5kmほど走ります。桜の時期はジョギングがとても楽しいです。蕾の中からピンク色が見えてくると桜の木全体が淡いピンク色に染まってきます。このピンクの色彩が強まってくると少しずつ花が開いてきます。桜並木の中には早く花を咲かせる木もあります。慌て者の木を見つけるのも楽しみです。桜の木の個性を感じます。
新入生の皆さんには早く新しい生活リズムに慣れて欲しいです。勉強、部活、遊びを上手くバランスさせるのはなかなか難しいです。それぞれのオン・オフの切り替えがポイントです。勉強面では授業をしっかり聞き、テスト勉強をきっちりすることが基本です。中高での勉強は教科書のない社会で活躍するための基盤作りです。
私は単に高校入試、大学入試を目指して勉強を教えているわけではありません。近い将来、中高生の皆さんが世の中に出ていくことを考慮しています。AIの進化、世界経済やビジネス社会の動きをしっかりウォッチして、彼らのモチベーションを高める工夫をしながら将来活躍できる人材を育てたいと考えています。
2025年4月3日
3/19(水)に公立高校入試の合格が発表された後、合格した生徒さんとご父兄の方がご挨拶に来て下さいました。ご父兄の皆さんからは、高校生になったらNHKラジオのどの英語講座を聞けば良いかの質問がありました。中3の時はラジオ講座を聞いていて英語の成績安定の基礎の一部になっていましたから、質問の趣旨はよく分かります。
NHKの英語ラジオ講座のプログラムは昨年度とほぼ同様です。中学生向けの番組は「中学生の基礎英語 レベル1」または「中学生の基礎英語 レベル2」です。問題は高校生向け番組です。大学入学共通テストのリスニングを考慮した時、「これが良い」という番組は、残念ながらありません。
候補として「ラジオ英会話」、「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」と「英会話タイムトライアル」があります。「ラジオ英会話」は文字通り英会話レッスン、「英会話タイムトライアル」はスピーキングのトレーニングです。強いて選べば「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」が良さそうですが、絶対に聞くべきだというほどのものでもありません。NHKには共通テスト・リスニング対策として適切な番組を準備して欲しいのですが、これが良いというおススメの番組がない状態がずっと続いています。
私自身は高校時代にNHKラジオ講座を聞いていて発音、アクセントを学びました。私の英語はいわゆるネイティブではありませんが、ラジオ講座のおかげで発音・アクセント・イントネーションはほぼ完璧です。海外の取引先からよく褒められました。私は自分の大学入試のために聞いていたわけではありません。ですから、共通テストのためという直接的な効率性を考えるのではなく、将来使える英語力を高めるという意味で上記のどれかの番組を聞けば良いのかもしれません。
新高1の皆さんには、英語だけではなく高校の授業にしっかりついていくことが最優先事項であり、余裕があれば興味のある講座を聞いて下さいとアドバイスしました。
NHKの英語ラジオ講座のプログラムは昨年度とほぼ同様です。中学生向けの番組は「中学生の基礎英語 レベル1」または「中学生の基礎英語 レベル2」です。問題は高校生向け番組です。大学入学共通テストのリスニングを考慮した時、「これが良い」という番組は、残念ながらありません。
候補として「ラジオ英会話」、「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」と「英会話タイムトライアル」があります。「ラジオ英会話」は文字通り英会話レッスン、「英会話タイムトライアル」はスピーキングのトレーニングです。強いて選べば「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」が良さそうですが、絶対に聞くべきだというほどのものでもありません。NHKには共通テスト・リスニング対策として適切な番組を準備して欲しいのですが、これが良いというおススメの番組がない状態がずっと続いています。
私自身は高校時代にNHKラジオ講座を聞いていて発音、アクセントを学びました。私の英語はいわゆるネイティブではありませんが、ラジオ講座のおかげで発音・アクセント・イントネーションはほぼ完璧です。海外の取引先からよく褒められました。私は自分の大学入試のために聞いていたわけではありません。ですから、共通テストのためという直接的な効率性を考えるのではなく、将来使える英語力を高めるという意味で上記のどれかの番組を聞けば良いのかもしれません。
新高1の皆さんには、英語だけではなく高校の授業にしっかりついていくことが最優先事項であり、余裕があれば興味のある講座を聞いて下さいとアドバイスしました。