塾長からの一言
Principal's blog
News
2025年6月12日
昨日(6/11)の日本経済新聞29面は「大学のいま」という特集ページでした。「卒業生活躍の大学ランキング」が掲載されていました。上場企業と一部の有力未上場企業の人事担当者に、採用した学生の資質や姿勢などを聞きました。調査は各大学の卒業生について「行動力」「コミュニケーション能力」「知力・思考力」「成長力」の4つの分野で評価したそうです。
総合ランキングでは、第1位が一橋大学、第2位が上智大学、第3位が名古屋大学でした。一橋大学は2023年に「ソーシャル・データサイエンス学部」を新設するなど、ビジネスや社会の課題を解決する人材の育成を重視しています。上智大学では毎年約600人の交換留学生が在籍していることもあり、グローバル人材輩出への評価が高かったようです。名古屋大学は2024年から学内に産学官連携拠点を設けています。
「行動力」や「コミュニケーション能力」は社会で活躍するために非常に重要な要素です。学習塾では「知力・思考力」を伸ばしていますが、「知力・思考力」以外の力についてもできることがあります。具体的には、サミット・ゼミの特長の一つである生徒の皆さんとの対話を通して「コミュニケーション能力」を養えると思います。
総合ランキングでは、第1位が一橋大学、第2位が上智大学、第3位が名古屋大学でした。一橋大学は2023年に「ソーシャル・データサイエンス学部」を新設するなど、ビジネスや社会の課題を解決する人材の育成を重視しています。上智大学では毎年約600人の交換留学生が在籍していることもあり、グローバル人材輩出への評価が高かったようです。名古屋大学は2024年から学内に産学官連携拠点を設けています。
「行動力」や「コミュニケーション能力」は社会で活躍するために非常に重要な要素です。学習塾では「知力・思考力」を伸ばしていますが、「知力・思考力」以外の力についてもできることがあります。具体的には、サミット・ゼミの特長の一つである生徒の皆さんとの対話を通して「コミュニケーション能力」を養えると思います。
2025年6月5日
日本経済新聞の第2面、第3面の下部は本の広告欄です。先週金曜日(5/30)に広告されたある本のタイトルが刺激的でした。「頭のいい上司は死んでも答えを教えない。」というタイトルで、上司の親切すぎる対応が原因で、部下がすぐに「どうしたらいいですか?」と頼ってくる、上司からの指示待ちばかりで、自ら考え、動こうとしないという説明がありました。
「答えを教えない」はサミット・ゼミの数学の授業にも関係しています。各分野の解き方の説明をしてからの問題練習では、基本的に答えは教えずに生徒の皆さんが自分で解くのを待ちます。考える力を養って欲しいという願いからそうしています。生徒が分からない問題の答えを直ぐに教えるという学習塾もあるようですが、それでは生徒の考える力は養えないと思います。生徒が考えることから逃げてしまうからです。
もちろん全く教えないわけではありません。問題を解く上でのヒント、ポイントは説明します。このヒント、ポイントの説明をどのタイミングで行うかはなかなか難しいです。生徒の皆さん一人一人でタイミングが異なります。答えを直ぐには教えないのは、考える力をつけて欲しいという願いからだけではありません。数学の楽しさを実感して欲しいという願いも込められています。難しい問題を自分で解いた時に数学の楽しさが分かるからです。
「答えを教えない」はサミット・ゼミの数学の授業にも関係しています。各分野の解き方の説明をしてからの問題練習では、基本的に答えは教えずに生徒の皆さんが自分で解くのを待ちます。考える力を養って欲しいという願いからそうしています。生徒が分からない問題の答えを直ぐに教えるという学習塾もあるようですが、それでは生徒の考える力は養えないと思います。生徒が考えることから逃げてしまうからです。
もちろん全く教えないわけではありません。問題を解く上でのヒント、ポイントは説明します。このヒント、ポイントの説明をどのタイミングで行うかはなかなか難しいです。生徒の皆さん一人一人でタイミングが異なります。答えを直ぐには教えないのは、考える力をつけて欲しいという願いからだけではありません。数学の楽しさを実感して欲しいという願いも込められています。難しい問題を自分で解いた時に数学の楽しさが分かるからです。