先生の影響力 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

先生の影響力

日本経済新聞の最終面に連載されている「私の履歴書」は私の愛読欄の一つです。今月は前日本銀行総裁の黒田東彦さんのお話しです。大規模な金融緩和でアベノミクスを支えた黒田前総裁の履歴書は興味深いです。11/3(金)は黒田さんの小学校時代のことが書かれ、二人の恩師が紹介されました。その日の最終段落は「小学生の時は友達もできるが、何といっても先生の影響が大きい。鈴木先生と山田先生という素晴らしい恩師に巡りあえたことが、その後の生涯を決めたように思う。」でした。

ドキッとしました。サミット・ゼミには中2生から高3生が通ってくれています。彼らにとって私の存在は小さくないはずです。私が思っている以上に影響力は大きいかもしれません。改めて生徒の皆さんを上手く導かなければならないと思いました。

私自身も小学校、中学校そして高校の先生方のことをよく覚えています。特に、中3時の担任であった今田勇次先生には大きな影響を受けました。先生は生徒との交流を大切にされていました。涙を流しながら生徒を叱ったこともありました。私の生徒の皆さんへの接し方は今田先生がモデルです。また、先生が卒業文集に書かれた言葉は心の中に残っています。

大学時代に自分が学習塾をするとは全く考えていませんでした。19年間のビジネスマン経験を経て、ひょんなことからサミット・ゼミを始めたことは偶然だったのか必然だったのか… とにかく25年間続けることができ約400人の生徒さんと一緒に勉強してきました。これからも生徒の皆さんが私から何かを学び刺激を受けて伸びていけるように、社会に対するアンテナを高く保ち、自分自身の勉強を忘れずに頑張るつもりです。