発音記号の勉強 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

発音記号の勉強

今月初め、中2クラスで英単語の発音記号を解説しました。先月末の期末テスト後は冬休み明けの実力テストに向けて既習分野を総復習していますが、使っている英語の問題集に発音・アクセントの問題が載っているからです。従来は高校クラスで発音記号を教えていましたが、最近は中2クラスで教えるようになりました。

日本人として知っておいた方が良いと思われるポイントを教えました。4種類の「ア」の違い、”th”と”s”の違い、”s”と”sh”の違いや、”f”、”th”、”l”や”r”の発音の仕方を意識することは、将来彼らの英語でのコミュニケーションに役立つと思います。テキストのコピーを配布して、CDを使った授業でしたから、音の違いは長く耳に残ると期待しています。

中学生が使っている英語の教科書には、初めて習う英単語は本文の横にまとめて載っています。そして発音記号も書かれています。今までの25年の経験では、それらの発音記号を教えている学校の先生はいらっしゃらないようでした。発音、アクセントを正しくすることは英語という文化に敬意を払うことにつながると思います。

本欄で何回か述べましたが、私自身は高校時代にNHKのラジオ講座で発音記号をマスターしました。英語を使ってビジネスをする時にそれが非常に役立ちました。私の英語はネイティブの発音ではなく日本人としての発音ですが、発音・アクセントはほぼ正確で、いつも褒められました。発音・アクセントを正しくすれば、ビジネスパートナーに「この人は他の日本人とは違う!」と思わせることができます。