共通テスト in 2024 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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共通テスト in 2024

大学入学共通テストが先週末(1/13, 14)に実施されました。例年通り、初日の土曜日早朝に尾山神社へ行き生徒の皆さんの健闘を祈願しました。

英語(リーディング)と数学ⅠA、ⅡBの問題を解き終えました。英語は昨年同様、第1問から第6問まで全て読解問題でした。「様々なテクストから概要や要点を把握する力や必要とする情報を読み取る力等を問うことをねらいとする。」という大学入試センターの方針に沿った多様な種類の問題が出題されました。特筆すべきは英文量です。問題文、選択肢を全て含めると約6,300語で昨年よりも200語程度増加しました。80分の試験時間で約6,300語を読みこなすのは本当に大変です。

昨日発表された中間集計による平均点は53.28点でした。昨年の53.81点とほぼ同じです。昨年は最後の論説文が難しかったことをよく覚えています。今年は問題の難しさというより英文量の多さが印象的です。2021年にセンター試験から共通テストに代わって、発音・アクセント、文法・語法問題が出題されなくなりました。共通テストの問題を解く度に、問題のバランスが悪いと思います。

中間集計による数学の平均点は、ⅠAが54.35点、ⅡBが61.03点でした。昨年はそれぞれ55.65点、61.48点でしたから難度は昨年並みでした。ⅠAでは電柱の影の長さと太陽高度に関する問題が出題されていて共通テストらしいと感じました。ⅠAの各問題はそれほど難しいとは感じなかったので平均点54.35点はやや意外です。n進数や動点の問題で慌てた人が多かったのでしょう。

今年の英語と数学の問題を解いてみて、今後の授業方針について考えてみました。基本的には変更ありません。英語のポイントは速読、単語力、問題形式への慣れです。数学のポイントは絶対的計算力、思考力、試験時間の使い方です。今後の高校クラスの授業内容をより進化させるつもりです。また、速読、絶対的計算力、思考力については、従来通り中学クラスの授業でも意識していきます。