NHK 新プロジェクトX - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

NHK 新プロジェクトX

今月6日にNHKの「新プロジェクトX」が始まりました。旧シリーズの「プロジェクトX」は2000年から5年半に渡って、黒四ダム、青函トンネルなどの巨大建設工事、VHS開発などのプロジェクトに関わった人々のドラマを紹介しました。私の大好きな番組でVHS、東海道新幹線、YS11(日本初の国産旅客機)などの番組を覚えています。オープニング曲「地上の星」とエンディング曲「ヘッドライト・テールライト」が印象的でした。

新シリーズの放送前に生徒の皆さんのご父兄に番組を紹介しました。4月6日の初回は東京スカイツリーの建設工事がテーマでした。私は授業があるので録画して、その日の深夜に番組を見ました。大工事に挑む技術者の苦悩、最初は対抗意識のあった職人たちのチームワークが上手く紹介されていました。良い番組だと思いました。何人かの生徒さん達も番組を見て感動したそうです。

番組に登場したゲストが「達成感」という言葉を使っていました。困難な目標に立ち向かい、様々な苦難を乗り越えて目標を成し遂げて得られる達成感は素晴らしいです。私自身のビジネスマン時代を振り返っても、達成感を求めて仕事をしていたように思います。生徒の皆さんにも「達成感」を味わって欲しいと思います。高校入試・大学入試での合格が代表例ですが、定期テストでの好成績も同じです。頑張ってテスト勉強すれば好成績を取れます。「やればできる」という達成感です。この蓄積で学力は向上します。

20年前の旧シリーズに関しては残念なこともありました。「やらせ」です。実際は荒れておらず、前々から吹奏楽部があった高校を、荒れていて音楽など全く縁がなかった高校と紹介しました。(2005年5月10日放送分) 大好きだった番組が終わった原因を知って虚しく思った記憶があります。中高生に「自分も頑張ろう」という気持ちを起こさせる素晴らしい番組なので、視聴率を狙った脚色は絶対に避けて欲しいです。