私の財産 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

私の財産

新しいホームページはサミット・ゼミの開校記念日に当たる先月17日に公開しました。新たに作成した「先輩からのアドバイス」ページを除いては、文章の見直しはありますが、基本的には以前と同じ内容です。ただ一つだけ意識的に追加した項目があります。「塾長はこんな人」の中の「財産」です。それに気づかれた方がいらっしゃるかもしれません。

私の財産は幅広い人脈です。学習塾の運営には全く関係ありません。高校と大学のクラス幹事は当然のことで、ある社会人グループのリーダーに今でも可愛がってもらっています。横浜に住むその方には、今でも彼の仕事を手伝うように言われていますが、私は中高生を育てるのがやり甲斐であり生き甲斐であると断り続けています。その社会人グループはかなり強力で、経済同友会代表幹事のサントリーホールディングス社長の新浪剛史氏も仲間です。

法律、契約が分かり(今年は同じマンションの顔馴染みの方の会社設立登記を手伝いました。)、マーケティング実務の経験があり、英語で交渉することができるので、何故学習塾をやっているのかとよく聞かれます。これについては、大学時代の友人2人のコメントがその答えになっています。「大谷は学校の先生に向いている。」と「大谷は短気がお節介を着て歩いている。」 お節介とは面倒見の良さです。

「先輩からのアドバイス」を書いてくれた17人の教え子の皆さんの内、石川にいるのは3人だけです。残りの皆さんのほとんどが東京で働いています。視野を広げるため東京や京都、大阪の大学に進学することはとても良いことです。しかし、そうした皆さんのほとんどが大都会で就職します。ゼミを26年間継続してきて、優秀な人材が東京に吸収され石川に戻ってこないことについて疑問に思っています。

石破茂首相は鳥取出身であり、石破内閣では地方創生が大きな柱になっています。地方創生に関して何かできることはないかとずっと考えてきたので、丁度良い風が吹き出したと言えます。私の人脈や特技を生かせる仕事があるかもしれないので模索するつもりです。もちろんサミット・ゼミは責任を持って継続します。