中学英語の最重要分野 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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中学英語の最重要分野

金沢の各中学では来週、2学期期末テストが予定されています。中3生の英語の試験範囲は分詞の形容詞用法と関係代名詞です。いわゆる後置修飾と呼ばれる難しい分野です。特に、関係代名詞は二つの文を一つにする働きがあるので、文構造が複雑になります。しかも、二つの文を結びつける先行詞と言われる名詞が、修飾する文中で主語になる場合と目的語になる場合の二通りあることが難度を増しています。

中3クラスでは英語の期末テスト対策として、先週は教科書試験範囲を復習し、今週は問題練習をしています。これらに先立ち、今月初旬には関係代名詞を2回説明しました。最初は、昨年11月2日付け本欄「関係代名詞のメモ」でご紹介した手書きメモに基づいて、ホワイトボードで関係代名詞の働きを説明しました。そして、教科書の基本文をホワイトボードに書いて複雑な文構造を具体的に解説しました。2回目は、これまで英文法を勉強してきた教材で説明した上で問題練習しました。

サミット・ゼミでは英文法をみっちり教えていますが、関係代名詞はこれまでで一番手厚く教えました。ホワイトボードでの説明、教材を使った説明・問題練習、教科書の復習、教科書に準拠した問題練習をしてきました。関係代名詞は、その働きを覚えるというより、理解することがとても重要です。生徒の皆さんの理解度はかなり大きくなったと感じています。来週の期末テストでは好成績を取ってくれるはずです。

関係代名詞が理解できなければ英語は分かりません。高校の教科書ではごく普通に出てきます。中3生が受験する模試でも、今後は長文問題に関係代名詞を使った英文が数多く出てきます。関係代名詞の次に学ぶ仮定法も難しいのですが、それほど使われる表現ではありません。関係代名詞はごく普通に使われる構文ですから、中学英語の最重要分野と言えます。