数学が育てる力 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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数学が育てる力

私は日本経済新聞と北國新聞を購読しています。両紙で毎日必ずチェックする欄がいくつかあります。日本経済新聞で毎日チェックする欄の一つが3面下の本の宣伝コーナーです。かなり大きな広告なので自然に目に入るという感じです。気になる本は書店でチェックして、直ぐに購入することもあります。

今月初めの4/5(土)には幻冬舎新書の新刊「数学の言葉で世界を見たら」(大栗博司著)が宣伝されていました。「数学がわかれば「自分の頭で考える力」「物事の本質を捉える力」「新しい価値を創造する力」が身につく!」というコピーが目に飛び込みました。

「自分の頭で考える力」についてはよく言われています。私は二つ目の「物事の本質を捉える力」が目に入った時に「確かにそうだよね。」と思いました。難しい問題に取り組む時に、どの解法アプローチで臨むのかを考えます。たくさん問題を解くことによって、早く的確に解法アプローチに至るようになります。これが「物事の本質を捉える力」を養成するのだと思います。

三つ目の「新しい価値を創造する力」についてはよく分からなかったので調べてみました。あるサイトで、異なる分野の知識を結びつけ新しい解決策を見いだすような創造的な活動において、数学的思考が重要な役割を果たすという説明がありました。数学的な概念を理解し、それらを自由に操作できる能力は、新しいアイデアを生み出す際の強力な武器になるそうです。正にAI時代の人間に必要とされる力です。数学の役割、効能はもの凄く大きいようです。