共通テスト後の水曜日 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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Summit Seminar

共通テスト後の水曜日

大学入学共通テストが先週末(1/14、1/15)に実施されました。受験生は翌月曜日(1/16)に自己採点して、その結果と出願希望大学の情報を大手予備校に送ります。大手予備校は全国から寄せられた大量の情報を処理してAからEまでの合格可能性判定を出します。そのシステムが稼働するのが水曜日です。私にとって一年で一番気持ちが引き締まる日です。生徒の皆さんは人生に大きく影響する判断をしなければなりません。全力で彼らをサポートします。

昨日(1/18)の水曜日、私が毎年利用するシステムが昼頃稼働し始めました。早速、生徒の皆さんの自己採点結果を入力して、彼らが希望する大学についての合格可能性を調べました。共通テストは時間との戦いという側面があり、思い通りに得点することは難しいです。従って、生徒の皆さんは出願する大学について心が揺れます。彼らが考えている大学だけではなく、私が提案する大学についても判定を確認しました。

生徒さん毎にA4一枚のプリントを作成します。複数の予備校の判定、ボーダーラインだけではなく他の情報も盛り込みます。昨年倍率や過去の合格最低点です。過去の合格最低点は大切な情報です。2次試験でどれ位得点すれば良いのかの目安になるからです。ただし、共通テストの難易度は年によって変動しますから、合格最低点の扱い方には注意が必要になります。

合格判定プログラムをチェックしながら、合格最低点を調べるサイト、必要によっては各大学のサイトを同時並行で見ますからかなりの集中力で作業を進めました。時間があっという間に経ちました。合格判定プログラムに生徒の皆さんの自己採点結果を入力する時には様々な思いが頭に浮かびました。特に、苦手としていた科目で然るべき得点を入力する際は、その生徒さんのこれまでの頑張りを想像してジーンときました。

生徒の皆さん一人一人とは、明日金曜日に出願大学について相談します。出願期間は来週月曜日(1/23)から2/3(金)までです。彼らは共通テストから出願まで濃密な一週間余りの間に大切な決断を下します。