数学の平均点予想 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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数学の平均点予想

中3の皆さんは今週日曜日(1/12)に今年度7回目の模試がありました。先週受けた統一テストと併せて公立高校の出願校を判断する重要なテストです。模試結果は一週間後に判明します。ドキドキしながら待つことになります。

テストにおいて一番心配な科目は数学です。数学は失敗し易い科目だからです。前半の問題に手こずって時間をかけたのに解けなかった場合、パニックに陥って後半の本来解ける問題も解けなくなるのが失敗の典型例です。数学が得意な人でも起こりうるケースです。1/12の模試では大問2がポイントでした。第1四分位数や中央値を扱うデータ分析の問題でした。小問1は簡単ですが、小問2がかなりの難問でした。配点7点とはいえ、この小問をパスすることができたかどうかが勝負の分かれ目だったと思います。

中3の皆さんには確保すべき目標点を設定するように話しています。平均点を50点と想定すると、泉丘であれば80点がgood、75点が及第点、で70点が確保すべき点数になります。二水であればそれぞれ75点、70点、65点になります。確保すべき点数は決して高くはありませんから楽な気持ちで数学の試験に臨めそうですが、これが決して簡単ではありません。上手くいかないケースが多々あります。

また、平均点が50点とは限りません。平均点が40点位に下がる難しいテストでは70点や65点を確保する必要はありません。生徒の皆さんには、実際に解いていて今回は難しいと感じたら、想定平均点を下げて自分の確保点も下げるように指示しています。もちろんこれと逆のこともあります。

この指示を守ることも容易ではないので、今年度からある試みを実施しています。教室で模試過去問練習をした後、平均点がどれ位だと感じたかを聞いています。昨年秋位にこのアイデアを思いつき、既に10回程度実施しました。実際の平均点と自分の感覚を比較することは、自分の確保点を決める際に役立ちます。因みに、今週月曜日(1/13)の授業では、前日の模試の数学の平均点について聞きました。生徒の皆さんの感覚が実際の平均点と比べてどうなのか一週間後に分かります。