偏差値を上げることは難しくない - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

偏差値を上げることは難しくない

今月末に高1生・高2生は進研模試を受けます。進研模試は受験者が40万人を超える全国模試です。自分の成績が全国レベルで分かるので、どの大学に合格できる水準にあるかを知ることができます。とても貴重な情報です。

先月初めに高2クラスの2名と7月の進研模試結果について個別に面談しました。2名とも志望校の合否判定は良くありませんでした。しかし、今の成績を前提として志望大学を変える必要は全くありません。それをすれば志望大学のレベルがだんだん下がっていく可能性があります。そうではなく、どうすれば自分の成績を志望校合格のレベルまで上げられるかを検討すべきです。

先月の面談では、志望校レベルに達するためにはあと何点取れば良いかについて具体的に話しました。例えば、金沢大学の場合、学部にもよりますが、進研模試で偏差値60がボーダーラインです。7月の進研模試の英語は全国平均点が31.9点(100点満点)でした。仮に英語が平均点(偏差値50)だったとすれば、偏差値を60にするためには約17点上げる必要があります。

70点を87点にすることは厳しいですが、32点を49点にすることはそれほど難しいことではありません。基礎をしっかり固めれば十分可能です。高2クラスの2名に、英語や数学で志望校レベルまで何点が必要かを話したところ意外そうな表情を浮かべました。進研模試結果には各科目の分野別得点が示されています。分野ごとに上積み可能な点数を指摘したところ、十分可能だと納得してくれました。