絶対的計算力 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

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絶対的計算力

今日は12月14日です。一か月後の1月14日は共通テスト2日目で数学と理科のテストが行われます。高3数学クラスでは共通テスト形式の数ⅠAと数ⅡBの問題を毎週交互に解いています。残り1か月の仕上げの段階に入ってきて、残りの期間でどの難度の問題をどの順番で解くかを工夫しています。授業をさらに充実させるため、先月から今月にかけては新たに手に入れた問題を実際に解いてみました。

改めて、数学は時間との戦いであると強く感じました。共通テストの英語、国語も時間との戦いという側面がありますが、数学は特にそれを感じます。解き方が分からず考え込んでしまうと制限時間(数ⅠA 70分、数ⅡB 60分)で解くことは厳しくなります。数分、いや2, 3分の違いで10点ほどの得点差になることもあります。絶対的な計算力が要求されます。数学では、速く正確に計算する絶対的な計算力をベースにして各分野の解法パターンを習得することが基本です。

今週の中3、中2クラスで、この話をしました。大学入試が近づいている12月中旬に、実際の共通テスト形式の問題を解いた上での感想を伝えたので、生徒の皆さんも真剣な表情で聴いてくれました。期末テストが終わり、両クラスでは冬休み明けの統一テスト、実力テストを目標にして英語、数学とも総復習の問題練習をしています。数学の最初は計算問題が中心で、ちょっとした計算ミスが少なからずありましたから、丁度良いタイミングでした。

スピードと正確性の両方が必要ですが、当然のことながら、先ずは正確性です。そのためには途中式をしっかり書くことが重要です。数字を乱雑に書かないことも必要です。途中式をしっかり書いて正確性が高まれば、あとはスピードです。これは集中力につきるでしょう。近い将来に共通テストを受けることを念頭に置いて、中3、中2の皆さんの計算力を鍛えています。