高校入試結果を受けて - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

高校入試結果を受けて

先週木曜日(3/14)に公立高校入試の合格発表がありました。サミット・ゼミの4名は全員が合格できましたが、今年は今までで一番心配していました。2/4に行われた石川県総合模試・最終回の結果が芳しくなかったからです。模試によって成績が変動していた生徒さんもいて、本当に祈るような気持で3/14正午を待っていました。万が一の場合は東尋坊へ行くことになるかもしれないと半分覚悟していました。

北國新聞会館前で全員の合格を確認した時は心底ホッとしました。4名の皆さんはよく頑張りました。本日(3/21)の時点で3名から入試の得点を教えてもらっています。それを見ると合格に相応しい得点の仕方でした。

先ずは、英語でしっかり得点できていました。3名とも80点以上で、90点の生徒さんもいました。模試でも高得点を取っていましたが、その実力がそのまま発揮されました。英語が得意であれば入試に強いと改めて思いました。あるレベルを越えれば得点の信頼度が非常に高い科目です。

次は数学です。一番怖かった科目です。数学はテストで失敗し易い科目です。先週の本欄で述べた通り、今年の入試問題では第2問の小問2の面倒な問題への対処がポイントだと思っていました。パニックに陥る原因になりうる小問でしたが、話を聞けた二人はその小問をパスしたそうです。これは50分練習の成果です。数学は3名とも80点前後の得点で、無難に乗り切りました。

英語は速読ができるようになり、焦ることなく50分の問題を解けるようになっていました。数学は難問、時間がかかりそうな問題はパスして自分の目標点を確保する練習を繰り返しました。結果的には、この一年間練習してきたことの成果が出たことになります。入試本番の緊張した雰囲気の中で練習の成果を出した生徒の皆さんは立派でした。

何故あれだけ心配したのか、今は笑ってしまいます。元々心配性の上、日産自動車の法規部時代に、常に最悪の事態を想定して仕事をしていましたから、その考え方が今も残っているようです。今回は本当に心配したので、寿命が1週間ほど縮まったかもしれません。