勉強の基本 - サミット・ゼミ | 少人数制の学習塾

サミット・ゼミ
Summit Seminar

勉強の基本

今週は各高校で、来週から再来週にかけては各中学で1学期中学テストが予定されています。ゼミの授業もテスト対策の内容になっています。

中高生の勉強の基本は、学校の授業をしっかり聞き、定期テストの勉強をきっちりすることです。本欄で何回も述べている通りです。この世の中に「絶対」ということはあまりありません。しかし、勉強の場合、この基本を守れば「絶対に」成績は上がります。言葉を換えれば、真面目に努力を積み重ねることができるかどうかです。

大学受験を終えた人達に対するアンケート調査には「悔いが残るもの」という項目があります。この質問に対して、定期テストをもっと大切にすれば良かったという回答が多くあります。一つ紹介します。「定期テストの時点で分からないところをつぶさずに放っておいたので、受験期に勉強し直さなければならないことがありました。習ったその日に復習し、最低でも定期テストまでに自分のものにしないと後から本当に後悔します。」

私自身の経験でも、東大に合格できたのは、浪人時代に英語が本当に分かるようになったことも大きいのですが(この勉強法を高校クラスで伝授しています)、中間テスト・期末テストで手抜きなく勉強していたことが最大の原因だと思います。浪人して河合塾の授業を聞きながら、一つ一つの勉強の内容がジグソーパズルのピースのように上手く組み合わされていくのを感じました。

サミット・ゼミ25年半の経験から言うと、高校生が必要な予習・復習をしながら学校の授業についていき、定期テストの勉強をきっちりすれば金沢大学水準以上の大学に合格できると断言できます。中学生の場合は、5教科で400点以上は取れるはずです。頭が良いから成績が良いのではありません。当たり前のことを手抜きしないで当たり前に実行することが非常に重要です。